カルチャーセンターとは何?種類や全国に存在する数について解説!

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ぺーちゃん
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気軽に学びたいと思う人にとって「カルチャーセンター」はとても気になるものです。カルチャーセンターとは一体何なのでしょうか。

カルチャーセンターって何という人のために、カルチャーセンターの意味や内容、種類についてわかりやすく解説していきます。よく聞くカルチャースクールとの違いについても解説します。

また、カルチャーセンターの由来・日本全国でどのくらいあるかなど他のサイトでは知ることができない情報もお届けします!

カルチャーセンターとは何?カルチャーセンターの意味・内容を紹介

カルチャーセンターって何するところなんだろう?

そもそもカルチャーセンターとは、いったい何なのでしょうか。Wikipediaの意味を見てみましょう。

カルチャーセンターは、社会人のための社会教育の機会を提供する民間の教養講座である。カルチャースクール、文化教室(ぶんかきょうしつ)とも呼ばれる。1980年代以降に一般的な呼称として定着していった。

Wikipedia「カルチャーセンター」
カルチャーセンターとは、社会人を対象にした、学校教育以外の社会教育をする民間の教養講座のことを意味します。

別名カルチャースクール・文化教室とも呼ばれるようですが、現在の呼称はカルチャーセンターの方が一般的であると言えるでしょう。

運営元によって規模は異なりますが、大手会社によって全国的に展開しているカルチャーセンターもあれば、地域密着型のカルチャーセンターや個人が一人で運営しているものもあります。

通常の学校教育ではない機関が運営する教養や趣味のための学校と言ってもいいかもしれませんね。

カルチャースクールとの意味の違いは?

カルチャースクールっていうところもあるよね?

先ほども述べましたが、カルチャースクールという呼び方がされることもあります。カルチャーセンターとカルチャースクールで意味の違いがあるのでしょうか。

基本的には、カルチャーセンターとカルチャースクールに意味の違いはありません。

どちらも社会人を対象にした、学校教育以外の社会教育をする民間の教養講座のことを意味します。なぜ呼び方に違いがあるかと考えると、カルチャースクールは一般的にカルチャーを学ぶところを意味し、カルチャーセンターは特定のカルチャーが学べる場所を意味していると言えるでしょう。

それでは、なぜカルチャーセンターという呼称が定着したのでしょうか。

日本でのカルチャーセンターの誕生は、1955年に産経新聞社が開講した「産経学園」が最初であると言われています。

設立年月日カルチャーセンター名系列
1955年3月産経学園産経新聞社
1958年3月毎日文化センター毎日新聞社
1973年11月朝日カルチャーセンター朝日新聞社
1979年4月NHK文化センターNHK
1981年4月読売文化センターユニオン読売新聞グループ
日本におけるカルチャーセンターの誕生

その後、続々とカルチャーセンターが作られますが、当初のカルチャーセンターは大手放送局や新聞社などマスメディアの系列によって創設され、カルチャーセンターと名乗っているところばかりでした。

上の表を見ていただくと分かりますが、「朝日カルチャーセンター」や「NHK文化センター」など、マスメディア系のカルチャーセンターはすべて「カルチャーセンター」や「文化センター」と名乗っています。

また、断トツ業界第1位の売上高を誇る株式会社カルチャーもカルチャーセンターと名乗っています。

このような日本におけるこのようなカルチャーセンター誕生の経緯や、大手カルチャーセンターがカルチャーセンターと名乗っていることによって、習い事や趣味を学ぶ場所のことをカルチャーセンターと呼ぶことが一般的になったのでしょう。

カルチャーセンターの料金を知りたい方はこちら

カルチャーセンターの種類

カルチャーセンターではどんな種類の講座があるの?

カルチャーセンターが開講している講座には数多くの種類があります。

教養系文学歴史哲学心理学教育学政治学経済学英語占い文章
実技系手芸料理プログラミングピアノフラダンス絵画陶芸ヨガテニス書道
カルチャースクールの種類例

カルチャーセンターの種類は、大きく分けると教養系と実技系に分けられます。

文学・歴史・心理学や英語・占い・文章など、大学以外でも気軽に学べる教養系の科目内容には人気があります。また、手芸や料理、ピアノやヨガなど実技系の科目内容への人気もとても集中しているようです。

日本のカルチャーセンターはどれくらいある?

日本にカルチャーセンターってどれくらいあるんだろう?

政府による2020年経済構造実態調査によると、日本全国に存在するカルチャーセンターは事業所数として67,925件という膨大な数が存在しています。

会社が運営しているかどうか経営組織別のデータを見てみましょう。

総数67,925件
会社15,145件
会社以外の法人・
団体・個人経営
52,780件
日本のカルチャーセンター会社別内訳

会社別で分けると、会社として運営しているカルチャーセンターが15,145件、会社以外の団体や個人経営のカルチャーセンターが52,780件あります。

日本全国では、存在するカルチャーセンター全体の約78%が会社ではない団体か個人経営で運営されているという実態です。

続いては、事業所機能別の内訳を見ていきましょう。

総数 67,925件
単独事業所54,550件
本社2,331件
支社11,044件
日本のカルチャーセンター事業所機能別内訳

事業所機能とは、簡単に言うと一つの法人で様々な事業所を持っているか、一つの場所でやっているかの違いです。

こちらも単独事業所が54,550件あり、全体の約80%を占めます。

会社である法人でも単独事業所のところが多いということになるでしょう。本社機能を備えた会社は2,331件で、支社数が11,044件です。こちらは全体の約20%に過ぎません。

こう見てみると、日本のカルチャーセンターは、個人経営で単独事業所のものがほぼ全てであると言っていいでしょう。

参考:2020年経済構造実態調査(乙調査)

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カルチャーセンターは教養や趣味を伸ばす場所!気軽に受講しよう!

いかがだったでしょうか。

カルチャーセンターとは何か、その意味や内容、種類についてお伝えしてきました。また、他のサイトには無いカルチャーセンターが日本にどれくらい存在するのかという情報も政府のデータから解説してきました。

カルチャーセンターとは、カルチャースクールの別名であり、教養や趣味を伸ばす民間の学校であると言えます。

運営しているところによって、料金や値段、内容も変わってきますが、学習を始めるのに年齢など関係ありません!気軽にカルチャーセンターを受講してみてはいかがでしょうか。

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